窓のリフォームをする場合のおさえるべきポイント
2021年4月15日

リノベーションのデメリット

注目されている工法にリノベーションがありますが、スクラップアンドビルドの考え方を捨て使うえるものを長く使用できる環境に配慮した方法であることも理由の一つとなります。もちろん自由設計により好みのプランを設計できることもメリットですが、メリットばかりではないのが現状です。リノベーションでは中古物件を購入してから工事を行う手法が多くなっていますが、建物には耐用年数がありますので、安いからといって古い物件を購入すると耐久性に不安を持つことになります。またマンションなどの鉄筋コンクリート造にも寿命はありますので、極端に古い物件ではかけた費用を回収できずに終わることもあります。

住宅で費用の回収という言葉は馴染みませんが、わかりやすく言えばコストパフォーマンスが悪いと言えます。建て替え時期が近づいている物件に費用をかけても長く住めなければ経済的ではないといえます。建築基準法は改正を行いながら新しい基準によって運用されていますので、古過ぎる物件は現在の基準とは違い性能が劣る場合もあります。最も差が出てくるのが耐震性能ですから、適度な築年数の物件を見極める必要があります。

古過ぎる物件ではリノベーション自体が困難となる場合もあります。階高が不足していると配管の勾配が取れず取り回しに制限が出てくるため、水回りの配置が変更できないケースもあります。またオール電化では電力量が賄えないなど、プランに制限が出てくる場合もあります。

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