杉並区でリフォームを考えた時、杉並区民であれば助成を受けられる工事もあるので事前に確認しておく事をおすすめします。助成制度はいくつかあります。高齢者に対してのもの、耐震に関わるもの、障害を持つ方に対してのもの、省エネに関するもの、介護に関するもの、賃貸住宅に関するものなどです。まずは高齢者に対しては高齢者住宅改修費の助成制度があります。
バリアフリー住宅へリフォームを行う際、区内にある自己所有の住宅で65歳以上の区が認める高齢者が対象となり、手すりの設置やトイレの洋式化、その他の工事を行う際に助成があります。次に、耐震に関するものには住宅耐震化支援事業があり、耐震調査についての専門家派遣費用(最大10万円)や、耐震改修工事を行う場合は最大100万円(補助は割合50%です)までの助成が用意されています。そして省エネに関するものは太陽光発電システム(上限12万円)、リチウムイオン蓄電池やヒートポンプを利用したものに対しても二酸化炭素の低排出システムには助成があります。その他、重度障害者(児)住宅改修は一部改修費用の助成、介護保険の住宅改修費の給付はその個人の状況により手すりや段差の解消にかかる一部費用の助成、、高齢者等賃貸住宅改修助成事業については高齢者が住みやすい住宅へ改修する場合に一部助成があります。
助成を受けるためには事前の申請が絶対必要となります。工事施工後に助成の事を知り後悔しないよう、リフォームを考えた際は杉並区役所や区のホームページ、専用ダイヤルへ電話するなど、事前に確認しておくと良いでしょう。